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京都の町家に少しずつ生きた保存の波が来ているようなので、
そんな町家を一棟貸ししている宿を体験してみた、火付け役はやはり外国人で京都とバンコックを拠点にしているアレックス、カーというアジア研究家だった
長野の小布施でのセーラと同じ様なかんじだ
古い町家を買い取りあまりいじらず設備だけは外国のひとでも満足できるように改築してあった
他にも町家の一棟貸しは出来てきたが改築のセンスというか哲学というものが無い様に思われるものが多かった
改築にあたって本格的にそれぞれの職人にお願いした時誰がデザインの監修をするのかが問題で古いものを改修すると、職人の言われるままになってしまい、古いものとのバランス、そのことには気を使うことなくおまけに膨大な経費がかかってしまう
日本人の完璧主義で保存することは大変で現実的でないように思う
そこのところがアレックスは外人特有のアバウトさで経費をかけず現状を生かし生活に必要な布団の羽毛やリネン、キッチン用品などと、設備<小さな脱衣所にもオイルヒーターが>に経費をかけていた
また小物のディスプレイがタイのものなども置いて日本のものとマッチさせていた
欠点はキッチンで火が使えないは消防状の問題だそうだ 後一つ京都の小道の車の音これは少し気になったがこれも町家の宿命かも
後は満足できる体験だった